オタクの気持ち備忘録

拝啓、timeleszとなった貴方たちへ

 

昨日、SexyZoneを卒業して、

今日、timeleszに入学した。

 

私が見てた彼らを表すとしたら、そんな言葉が1番近いのだと思う。

 

有終の美を飾った5人のSexyZone。

5人と、スタッフと、ファンと、みんなが見ている場で、SexyZoneは“卒業”となった。

5人という事実からも、SexyZoneという名前からも、『みんなで』『一緒に』卒業したのだ。誰1人置いて行くことなく。

しっかりと握った5本の薔薇を携えて。華々しく、綺麗な状態で、美しく輝いていた。私の好きなSexyZoneがそこにはいた。

そしてそれは、綺麗な状態のまま、宝箱の中へと仕舞われていったのだ。

今にして思えば、考えられる最も素敵な終わり方だったのではないだろうか。

 

私はSexyZoneを『愛』のグループだと思っていて、それが最後まで変わることはなかった。ずっとずっと、終わりまで愛をくれた。素敵なグループだった。

 

 

だからこそ、私は5人がよかった。

マリが抜けてから、もうずっと、モヤモヤを抱える日々だった。

5人と4人では爆発力が違った。輝きが違った。揃った時の迫力が違った。熱量が違った。

待つのはいくらでもできた。

聡ちゃんの時も待てたから。

マリのこともずっと待つよって思ってた。

でも出された答えがアレで、絶望したの、あの時。

『待つ』と『もういない』は決定的に違ってるって、時間が経つほど実感して。

5人じゃないSexyZoneにはいつも寂しさが付き纏っていた。パズルのピースが足りないような、空いた穴が塞がらないような、そんな気持ちだった。

 

そこで中島さんもいなくなることになって、『終わったな』って。

 

みんなどう見えてたか知らないけど、私の中では、なかなか売れずにもがいてる中で、ついにトドメを刺されたな、という感じだった。

 

SexyZoneはどうなっていくんだろう。

私はこれからどうするんだろう。

4人でも推すのに苦労してたのに、3人でやっていけるんだろうか。

そんな不安しかなかった。

自分の曖昧な気持ちも含めて。

 

 

そして今日の発表を見て、よかったって思ったし、本当に卒業だったんだって思ったよ。

 

単純にメンバー減ったらファンも減るし、そうなったら、もうあの頃までは絶対に戻れないって分かってたから。

そんな中で叶えられない夢を見るのは残酷だから。

そんなの本人たちもキツいでしょ。

 

そして抜けたメンバーの姿を探してつらい私に、新しく入るメンバーが違う化学反応を起こしてくれるかもしれないという道を示してくれた。希望をくれた。

今、私はtimeleszに対して、期待やワクワクの気持ちでいっぱいです。

 

あと新しいことをやるなら、トコトン新しくっていう。その姿勢がすごいなって。素直に応援したいなって思った。

 

きっと5人じゃなくなって、もう思い出にしかならないことに、受け止められない人もいると思う。昔から見てた人ほどそう思うんだろうね。正直、私はもうその段階を通り越していて、だからこそ新しいメンバーに前向きなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

拝啓

timeleszとなった貴方たちへ。

 

私は5人のSexyZoneが大好きでした。

それはきっとこの先も変わることはないです。

だからこそ、昨日、一緒に卒業させてくれてありがとう。

 

そして、今日、timeleszへ入学しましたね。

おめでとう。

timeleszになった貴方たちが、これからどんな道を歩むのか。

春に咲く桜のように、そっと見守らせてください。

敬具